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イドリブ県イドリブ市

2004年2月下旬、イドリブを訪れた。ダマスカスから一路北上し、アレッポの手前をラタキア方面へ少しはしったところがイドリブだった。この日の宿泊先はアレッポなので時間的に少し余裕があった。

オリーブの産地イドリブ, Idlib

シリアの北西部、アレッポの西60kmに位置するオリーブの産地。町の周りはオリーブ、オリーブ、オリーブ、とにかくオリーブ畑が一面に広がっていた。

オロンテス川流域であることから土壌が肥沃で古代より農業がおこなわれてきた土地である。綿花、雑穀、オリーブ、イチジク、ブドウ、トマト、ゴマ、コムギ、アーモンドなどが栽培され、特に果実類およびオリーブが有名である。

イドリブはラタキアからアレッポへのルート上にあり、これまでも通過はしているが、イドリブを目的としたのはこの時が最初だった。2月下旬だったのでまだまだ寒く、部屋の中ではストーブが必要だった。

県の人口は12.5万人(2004年)

http://www.statoids.com/usy.html

イドリブの逸話

シリア人に言わせると、イドリブへ行くときは後ろを気を付けろとのこと、もしも1万ドルの札束が地面に落ちているのを見つけても、そのまま腰をかがめて拾わないこと、らしい。この意味は?男だけに適用される。つまり、積極的なおかまちゃんが多いということらしいが、真偽の程は不明なり。なぜかこのことはシリア人のジョークとしてまかりとおっている。

イドリブと言えば「オリーブ」

とにかく、畑にはオリーブしか植えていないのではと思うほど、オリーブが多かった。他にもほとんどがオリーブオイルとなるようだ。

オリーブオイル

 

オリーブ石鹸

 

オリーブ漬け

シリアのオリーブ、最高に美味い!

遺跡群

イドリブは、標高は海抜450mほど、オロンテス川沿いに広がり、アレッポ、ハマ、アンティオキアなどの都市を結ぶイドリブ周辺は古くから重要な土地であり、都市遺跡や遺丘(テル tell)が多数存在する。

中でもイドリブ県南部のテル・マルディフ(Tell Mardikh)にあるエブラ(Ebla)は、紀元前3千年紀、および紀元前1800年から紀元前1650年にかけての時期にエブラ王国が栄えており、シュメール語やエブラ語の粘土板多数が発掘されている。 たマアッラト・アン=ヌウマーン周辺には、デッド・シティーズと呼ばれる放棄された古代都市や村落の廃墟が多数散在する。